絵が好きから書も好きへ
小さい頃から字が汚いと言われて、習字の授業はどちらかというと嫌いで、字を書くことはできれば避けたいものでした(大人になってからも)。
最近、絵を描くようになってから絵画作品やイラストを見るようにもなり、たまたま博物館で見た中国の書家の作品で絵と同じように魅力的な書(好みの雰囲気の書体)があることを知り、絵と同じように書を見るようになり、絵を描くのと同じように字を書いてみることへ興味を持ち始めました。
さらに一筆書き(ひとふでがき)をやってみたら絵が線でできていることに気が付き(絵って何!?)、線でできている文字にさらに興味が湧いてきました。
そして書道サークルの体験で臨書してみたら、字を書くことへの抵抗感なく、ただ見本を真似て書くということに没頭した(おもしろい!)。デッサンとかスケッチに似た感じで。
楷書は普段「字」として認識している書体なので字を書く!という感覚が強く、行書や草書は形が崩れて字というより図や線を書くような感覚で書くことができる。特に草書は知らない形だったので新鮮でした。
ちなみに楷書はきれいな字を真似て書くので、上手く書かねば!と力んでしまいましたが、行書や草書でただ真似て書くことの達成感みたいなものを体感すると楷書も力が抜けるようになりました。今では絵と同じように楽しめることの一つになっています。
というわけで
絵を描くことが好きなら(好きでなくても)
→ひとふでがきをやってみる
→臨書してみる
などやってみると楽しみがひろがるかもしれません!