我が家で3年育てているビカクシダの株分けをやってみた(オススメの『ビカクシダ派』)。
「栽培の教科書シリーズ ビカクシダ」という本で、我が家のビカクシダは子株があるということ、今が株分けに適した季節であること、本来樹木に着生して成長するので板などに着生させて育てるのがよいこと(鉢で育っている)、などを知り、やってみることにした。
やってみたこと
鉢で育てていたビカクシダの株分けし、板に着生させること。
水苔、板、ハリガネ、麻紐、養分の液体を用意する。
鉢から取り出し、土をほぐして落とす。
子株の部分をカッターで切り取る。
板に水苔をセットし、その上に切り出した株を置き、株にハリガネを通して板に固定する。
水苔と板を麻紐でぐるぐる巻きつけて固定する。
水苔に水を含ませ、養分も加える。
完成!
もう一株も同じように水苔とともに板に固定する。
楽しめたこと
- ビカクシダの構造を知ったこと
- 株分けと板に取り付ける作業
- パッとしない鉢から壁から生えてるみたいな姿に変貌したこと
やってみてわかったこと
- ビカクシダの生態
- ビカクシダの構造
- 想像していたより簡単に楽しくできる
- 気分が変わる
- より愛着がわく
なんとなくいいなと思って育てていたが初めて本で生態や特徴を知り、なぜずぼらな育て方で成長してくれていたかが理解できた。
ビカクシダの構造と生態をしると株分けもできそうな感じがしてきて、実際にできた。
商品としてみたことのある感じの仕上がりに想像より簡単にでき、なおかつ構想して作る創作工程も楽しめる。
ずっといまいちだなあと思っていた鉢から木目のある杉板にかわり、調和のとれた姿になりとてもしっくりくる。そしてより愛着がわく。