あるテレビ番組でみかけた”美味しさを感じさせる文字を書く”という書き方がおもしろそうだったのでやってみた。
やってみたこと
筆と墨(黒)と紙を用意する。
文字を美味しそうに書いてみる。
ただの毛筆の文字になってしまうので、食べたいものを書いてみる。
ゴジラ=強い、タコ=軟体、のようなイメージを表現できそうなものを書いてみる。
(全然ピンとこない)
朱色の墨汁にしてみる。
食べたいものを書いてみる。
(少し感じが出てくる)
思いつく言葉のイメージを書き、連想する言葉のイメージをつなげて書いてみる。
(しっくりくるのもいくつかある)
金色ならゴージャスのように色のイメージを取り除くために黒い墨汁に戻す。
思いつく言葉のイメージを書き、連想する言葉のイメージをつなげて書いてみる。
(しっくりくるものが増えて、カタチの違いがでてきてわかりやすくなった)
楽しめたこと
- 文字を書くというよりカタチを書くような感じ
- 上手に書く必要がないところ
- なんとなくうまくいった文字
やってみてわかったこと
- 書体のようなもの
- だんだん絵を描いているような感じになる
- そもそも字を書くということじゃない感じで楽しめる
そういえば文章の内容によって明朝体とかゴシック体を使い分けていることをふと思い出し、これが書体ということ?という感じがした。
一つ一つの言葉のイメージを書こうとすると、文字を書くというより、だんだん絵を描いているような不思議な感覚に変わっていった。
字は”(”綺麗に”とか”丁寧に”)書く”というところから離れて(自由になって?)、イメージの文字を書くことを楽しめる。
いろいろなイメージを並べて書く方が違いが見えてきておもしろい。
あそび方
書くもの(筆と墨、筆ペン、(筆の方がいろいろ表現できる))、紙(半紙のほうが筆と墨の相性がよさそう)
①言葉を一つ思い浮かべる(モノや動物など)。
②その言葉がどんな感じか想像する(言葉『うし』=おおらかでゆったりしている)。
③その想像の文字をイメージする。
④イメージした文字を書いてみる。
以降は一つ目の言葉から連想する言葉を思い浮かべて繰り返す。
複数人でやってもよいかも